
【今夜21:30 米雇用統計】NISA積立中の方こそ知っておきたい話
From:資産分析AI『極』チーム
新NISAでオルカンやS&P500を積み立てている方。
今夜は少しだけ、相場を確認しておいた方がいいかもしれません。
本日21時30分、
「米8月雇用統計」が発表されます。
この雇用統計の結果次第で、
米国の金利に影響が出てくる可能性が高いです。
それは、日本の投資家にも
見落としてはいけないポイントになります。
現時点で米国株がどう動くかは、実は判断が難しい
雇用統計が弱ければ、
FRBの利下げ観測が強まり米国株が上昇する可能性もあれば、
景気後退への警戒から売られる可能性もあります。
つまり米国株の方向性は判断が難しい局面です。
しかし日本の投資家にとって、
本当に注意したいのは「円高」の方なんです。
利下げ観測が強まれば、
日米金利差が縮小し、ドル安・円高への圧力が強まる。
ここが重要なのですが、
米国株がたとえ上昇した場合でも、
円高が進めば円建て評価額は目減りしてしまいます。
仮に米国株が10%下落した後、元の株価まで戻ったとしても、
その間に円高が進んでいれば、
円換算した資産額は元に戻らない可能性があります。
これはS&P500だけでなく、
海外資産を中心に構成されているオルカンも同じです。
今夜の雇用統計「3つのシナリオ」
① 雇用が予想以上に強い
FRBの利下げ期待が後退し、
金利上昇がハイテク株の重しになりやすくなります。
一方で円は円安に振れやすい展開です。
② ほぼ市場予想通り
市場の安心材料と見なされやすいです。
③ 雇用が予想以上に弱い
FRBの利下げ観測が強まり、
米国株が上昇しやすくなります。
一方で円は円高に振れやすい展開となり、
円建て資産への影響が懸念されます。
つまり米国株がどちらに動くかは判断が難しいですが、
どのシナリオでも為替は日本の投資家にとって避けにくい要素になります。
円高には「もう一つの側面」がある
ここで一つ、大切なことをお伝えしておきます。
円高は保有資産の評価額を目減りさせる一方で、
積立投資においてはメリットにもなり得ます。
たとえば月3万円の積立した場合は以下になります。
- 1ドル150円のときは200ドル分
- 1ドル130円のときは約231ドル分
つまり円高が進むほど、
同じ金額で多くの海外資産を購入できます。
これがドルコスト平均法の効果です。
長期的には、円高局面で購入した分が
将来の資産形成に寄与する可能性があります。
問題は、円高で目減りした一時的な評価額を見て
狼狽して手放してしまう事です。
積立投資で一番怖いのは下落ではなく、
自分の資産がどのような下落リスクがあるのかを把握することです。
「長期だから何も見なくていい」ではなく、
「長期だからこそ、何が起きても積立を続けられる状態を作っておく」
こういう考え方も大切なんです。
今夜21時30分を迎えるにあたり、
両方のシナリオを確認しておいてください。
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